アコースティックギター内部の清掃方法を解説【ホコリを取る】

ギター内部の清掃

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もりそう
もりそう

今回はアコギ内部の清掃方法を解説するよ。

  • アコギ内部の清掃方法を知りたい
  • 清掃に必要な道具を知りたい
  • 清掃すると得られる効果を知りたい

ギターのメンテナンスは、こだわればキリがありません。

今回は「アコギ内部の清掃」にポイントを絞って解説します。

もりそう
もりそう

掃除機のノズルをサウンドホールから入れている人がいますが、やめた方がいいよ。

硬いノズルが、内部の材に接触すると、傷が付く可能性があるよ。

アコギ内部の清掃をやる意味

メンテナンスをやる意味
  • 湿気が溜まるのを軽減できる
  • ブレーシング剥がれを軽減できる
  • サウンドが良くなる

ホコリは湿気を吸います。

アコースティックギターのボディ表面は塗装されていますが、内部は塗装されていません。

湿気の影響を直に受けることになります。

木材が湿気を吸うと膨張します。

もりそう
もりそう

乾燥時期になれば、自然と水分は抜けるけど、その時に、ギターの骨組み(ブレーシング)が剥がれるトラブルの原因になるよ。

一度覗いてみてください。

普段、ギタースタンドに立て掛けている場合は、サウンドホールから間違いなく、ホコリが入ります。

ハードケース内に保管している人は、ホコリが溜まることはないと思いがちですが、意外と溜まっています。

清掃道具 除電ブラシ

  • メーカー:エレコム
  • サイズ:幅70mm×厚さ70mm×高さ最小200mm(最大225mm)
  • 毛材:帯電防止繊維、ポリエステル
  • 重さ:30g
  • カラー:ブラック
  • 価格:約1,280円

今回はエレコム/除電ブラシを使っていきます。

除電ブラシはギター用ではありません。

本来はパソコンやテレビなどのディスプレイを清掃するアイテムになります。

基本、どのメーカーでも良いですが、できれば「黒色の毛」の製品が良いです。

理由は、取れたゴミが見やすいからです。

除電ブラシは100均にもあるようですが、毛がボロボロ抜けるとうコメントが多々ありました。

できればメーカー品を使うことをオススメします。

補足

除電ブラシ以外では、ハンディワイパーなども有効です。

シートを取り替えるだけなので、清掃後が楽になります。

清掃方法を解説

今回、試したギターは常にハードケース内で保管していますが、意外とホコリが溜まっているのが確認できました。

ホコリを取っていく

内部を確認

鏡やスマホのカメラで撮影して、どの程度ホコリが溜まっているかを確認します。

除電ブラシを入れる

清掃方法は除電ブラシをギター内部で優しく動かすだけです。

注意

実際にやるとわかりますが、意外と奥まで手を入れるのが大変です。

毛が柔らかいとは言っても、力任せにギター内部をかき回さないでください。
内部は木がむき出しのため、傷が付く原因になります。

一回で取れる量はそこまで多くありません。

もちろんギター内部のホコリの量にもよります。

初めて使ったときは「えっ?これだけ?」というのが率直な感想です。

ブラシを使う

除電ブラシによっては、硬めのブラシが付いてします。

エレコムの除電ブラシは、持ち手の部分を回すとブラシが出てきます。

ゴミをかき出すために便利な仕様になっています。

※ブラシが付属しない製品もあるので、購入時に確認してください。

内部がキレイになるまで繰り返す

STEP.1:ギター内部にブラシを入れる

STEP.2:ブラシを使う

繰り返し作業を行います。

清掃完了

完璧にホコリを取り除くことは難しいですが、ある程度キレイになりました。

ギター内部以外の使い方(おまけ)

ギターヘッド周辺やブリッジ付近など、クロスでは拭きにく箇所も、除電ブラシを使えば楽にできます。

凹凸がある箇所は除電ブラシを使って清掃してみてください。

除電ブラシを使うと感じる不満点

ブラシの毛が柔らかく、長いため、画像のようになります。

ブラシというよりは、小さな「モップ」です。

補足

毛先を少しカットすると、使い勝手が良くなる可能性があります。

※今後、試したら追記します。

もりそう
もりそう

カットして試してみたけど、毛先がボロボロになるからやめた方がいいかも…

まとめ

メンテナンスをやる意味
  • 湿気が溜まるのを軽減できる
  • ブレーシング剥がれを軽減できる
  • サウンドが良くなる

今回は、アコギ内部の清掃方法を紹介しました。

ホコリは湿気を吸います。

アコースティックギターのボディ表面は塗装されていますが、内部は塗装されていません。

湿気の影響をモロに受けることになります。

木材が湿気を吸うと膨張します。

乾燥時期になれば、自然と水分は抜けますが、その時に、ギターの骨組み(ブレーシング)が剥がれるトラブルが起こる場合があります。

もりそう
もりそう

たまにボディ内部を覗いてみてね。

補足
GUITAR BREATH2

ホコリの侵入を防ぐには以下のアイテムを使うと効果的です。
・サウンドホールカバー
・GUITAR BREATH2

本来の使い方とは違いますが、サウンドホールを蓋するような形になるので効果が期待できます。

特に梅雨の時期など湿気が多くなる前に「GUITAR BREATH2」などで対策しておくとバッチリです。

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