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- ギターの艶出し・ポリッシュ選びに悩んでいる
- CLASSIC WAX POLISHの効果や使い方を知りたい
- ギターをキレイに保ちたい&長持ちさせたいと考えている
ギターの艶出しって何を使えばいいの?と悩んでいませんか?
市販のポリッシュ・オイル類は種類が多く、選ぶのに迷います。
本記事では、プロも愛用するKen Smith CLASSIC WAX POLISHの使い方や効果を、初心者の人にもわかりやすく解説します。
実際に使ってみたリアルなレビューや、他製品との違いも紹介しているので、ポリッシュ・オイル選びに迷っている人にはぴったりの内容です。

この記事を読むことで、大切なギターを艶やかに保ちつつ、長持ちさせるためのメンテナンス方法が身につくよ。

CLASSIC WAX POLISHとは?
メーカー・ブランドについて
Ken Smith(ケン・スミス)は、アメリカ発の高級ベースギターブランドとして世界中のミュージシャンから高い評価を受けています。
特に、ハンドメイドで仕上げられる5弦・6弦ベースは、圧倒的な音質と美しい木材の質感が特徴です。
その品質の高さから、多くのプロベーシストに愛用されており、スタジオやライブシーンでも信頼されるブランドとして知られています。
Ken Smithは、楽器本体だけでなく、メンテナンス用品にも同じこだわりを持っており、「CLASSIC WAX POLISH」もその一つです。
CLASSIC WAX POLISHの特徴

メリット
- 蜜蝋、レモンオイル、数種類の天然オイルを配合
- ボディの艶出し
- 指板の汚れを落とし、保湿できる
- ローズとエボニー指板に使用できる
- ベタつかない
デメリット
- メイプル指板には使用できない
レモンオイル系は、汚れ落とし効果が高く、保湿効果が低いとされています。
しかしCLASSIC WAX POLISHは蜜蝋成分が入っているため、保湿効果が高いのが特徴です。
中身はドロッとしたオイルですが、ベタつきもなく、サラッとし仕上がるのも人気の理由です。
木部の保護や防湿効果はもちろん、艶出しも兼ね備えており、大切なギターを長期間美しく保つことができます。
使用手順とポイント
準備するもの

ギタークロスは「オイルで拭く用」「拭き取り用」2枚準備してください。
1枚のクロスで行うと、オイルが付いた面で、乾拭きしてしまう可能性があるからです。
今回は以下のギタークロスを使用しています。
オイルで拭く用「PLAYTECH PTC30 」
拭き取り用「MORRIS MCC-2 」

PTC30はサウンドハウスで約250円で購入できて、かなりコスパが良いよ。
塗布できる場所を確認
基本的な使い方
オイルを使う前に、軽くでいいので指板を乾拭きします。

CLASSIC WAX POLISHはドロッと大量に出てくることがあります。
出し過ぎ注意です。
オイルをクロスに出さずに、直接指板に落とす人もいますが、やめてください。
指板が水分を含みすぎてしまい、「ネックが反る」「フレット浮き」の原因になります。
必ずクロスに落として使用してください。

オイルを塗る場合は、いくつかのブロックに分け、クロスの面を変えて拭いていくのがおすすめです。
理由は、同じ面で拭き続けると、蓄積した汚れを、引きずっていくことになるからです。
明確な決まりはないので、自分の中でブロック分けしてみてください。

前工程で決めたブロック内を拭いていきます。
オイルが足りない時は、追加して拭いていきます。


指板の色が変わっているのがわかります。

ブリッジも塗装されていない場合が多いので、拭いていきます。

1フレットから最後のフレットまで、拭き終わったら15分程度待って、オイルを浸透させます。


使用時の注意点
オイルの使用量
上記、STEP.3「クロスにオイルを出す」でも解説しましたが、オイルの出し過ぎには注意してください。
多すぎると、オイルが染み込みすぎて、トラブルの原因になります。

直接オイルを落とすのは絶対やめてね。
使いすぎない
ギターをキレイに保ちたいのはわかりますが、使用頻度をそこまで高める必要はありません。
ギターを弾く頻度、使用する弦にもよりますが、1ヶ月に一回程度で十分です。
ノンコーティング弦の場合、劣化が早いため、1〜2週間の短期間で弦を交換する場合は注意が必要です。
保湿されている状態にさらに追加することになるからです。
実際に使って感じたこと

塗布のしやすさ
Ken Smith CLASSIC WAX POLISHは、スムーズな塗布が可能です。
適量をクロスに取り、ギター表面に薄く伸ばすだけで均一に広がり、ムラになりにくいのが魅力です。
中身のドロッとした見た目とは違い、仕上がりがとてもサラサラで良いです。
浸透させるために時間を置き、拭き取る作業の時点でベタつきが少ないです。
レモンオイルの中には、香りが強すぎる製品もありますが、CLASSIC WAX POLISHは嫌な香りはしません。

見た目以上に使いやすい製品だよ。
汚れ落とし&保護効果はどれくらい?
指板にオイルが染み込んで潤うと言うよりは、表面に膜を張るコーティング剤です。
レモンオイルはすぐに乾きやすい印象がありますが、蜜蝋成分が入っていることで、長い保湿効果が得られます。
オレンジオイルと合わせて使うのもおすすめです。
オレンジオイルを浸透させ、CLASSIC WAX POLISHで蓋をするイメージです。
不満点
購入場所によって価格差があることです。
価格が高い所だと約2,000円するためコスパが良いとは言えません。
他のポリッシュとの比較(簡易レビュー)
同メーカー製品の比較

保湿効果・使用箇所が違うことを覚えておいてね。
他のレモンオイルと比較
レモンオイル系は、汚れ落とし効果が高く、保湿効果が低いとされています。
F.C.G.RとKen Smithの製品は蜜蝋成分が入っていることで、高い保湿効果を得られます。
両方使った感想としては、ほぼ同じです。
F.C.G.Rは日本製で、生産が追いついていないのか、品切れしていることが多いように見受けられます。
Ken Smithの方が安定して供給されているため、手に入れやすいです。
こんな人におすすめ

大切なギターを長く美しく保ちたい人
ギターは時間とともに汚れや乾燥で劣化します。
Ken Smith CLASSIC WAX POLISHは、艶出しと同時に表面を保護し、ホコリや湿気からギターを守ってくれるため、日頃のメンテナンスに最適です。
大切な1本を長く美しい状態で保ちたい人にこそ、ぜひ使ってほしいワックスです。
高品質なワックスを探している人
「安いワックスでは満足できない」「プロも使っている信頼性が欲しい」そんな人にとって、Ken Smith CLASSIC WAX POLISHは理想的な選択肢です。

成分の安全性、仕上がりの美しさ、扱いやすさのすべてにおいて高品質だよ。
ギターの塗装を痛めたくない人
ギターの塗装は繊細で、強すぎる洗浄剤や粗悪なワックスは逆に傷をつけてしまうこともあります。
Ken Smith CLASSIC WAX POLISHは、塗装に優しい天然成分で構成されているため、ラッカーやポリ塗装にも使用できます。
塗装へのダメージを気にせず、毎回安心してケアできるのが魅力です。
FAQ(よくある質問)
- どこに使えるの?
- 指板とボディに使用が可能ですが、使用されている塗装によります。
※メイプルの指板には使えません。
メイプル指板はエレキギターに採用されていることが多く、すでにコーティングされているものにダメージを与える可能性があるからです。
- 塗装の種類がわからない場合でも使って大丈夫?
- まず自分が所有するギターの塗装は何が使われているか調べてみてください。
有名メーカーであれば製品情報に掲載があります。
もし安価なギターであれば、ボディの塗装はほとんどが「ポリウレタン」が使用されており、オイルを使用しても問題ありません。
高級ギターに使用されるラッカー塗装や艶がないギターに使用する場合はボディのサイドやバックに少し塗って問題なければ全体に使用してください。
- どれくらいの頻度で使えばいいの?
- 1ヶ月に1回程度で十分です。
コーティング弦のエリクサーの場合は2〜3ヶ月で交換する人も多いですが、そのタイミングでも大丈夫です。
そこまで神経質になる必要はありません。
- 中身が固まってしまったのですが大丈夫ですか?
- 寒いと固まることがあります。
少し温めてみてください。
まとめ:自然な艶と安心感の1本

この記事では、Ken Smith CLASSIC WAX POLISHの特徴や使い方、注意点まで詳しく解説しました。
天然素材で木部に優しく、艶出し・保護・防湿と多機能なのが魅力です。
プロにも愛用される高品質なワックスで、自然な光沢と安心感を両立できます。
初心者でも扱いやすく、正しく使えばギターを長く美しく保つことが可能です。

大切なギターのメンテナンスに迷っているなら、一度は試してみてね。



