Phoenix(フェニックス)アコギ弦をレビュー

フェニックス弦

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

スポンサーリンク

もりそう
もりそう

今回はアコギ弦「Phoenix(フェニックス)」を紹介するよ。

  • Phoenix(フェニックス)の特徴ついて知りたい
  • Phoenix(フェニックス)のメリット・デメリットを知りたい

ギターの弦は数が多く、初心者が選ぶには難しいです。

同じ弦を繰り返し採用する人、毎回違う弦を試してみる人など様々です。

私はこれまで、10種類以上の弦を試しました。

今回の記事では、Phoenix(フェニックス)について紹介しています。

記事を読むことで、安い弦の代表格「Phoenix(フェニックス)」をまとめて知ることができます。


Phoenixの評価
耐久性
 (1)
音抜け
 (1)
滑り
 (2)
価格(約1,000円)3set入り
 (5)
総合評価
 (2)

メリット

  • とにかく安い

デメリット

  • 劣化が早い
  • 音抜けが悪い
  • 購入はネットショップのみ

Phoenix(フェニックス)は、日本唯一のギターカポタスト専門店が手がける、アコースティックギター弦になります。

最大の特徴は、3セット入りで約1,000円(1セットあたり約333円)とかなり安いことです。

Amazonでのレビュー件数が多く、評価も高いですが、実際は値段相応です。

もりそう
もりそう

ちょっと厳しい評価になるけど、安い弦は「安い弦なりの品質」だよね。

こんな人にオススメ

・とにかく安い弦がいい人

・弦にお金を掛けたくない人

補足

価格の安い弦で、少しでも品質の良い弦が欲しい人は「ARIAPROII AGS-203L」をオススメします。

3セット入りで約1,000円なので、今回紹介しているPhoenix(フェニックス)と同じ価格帯です。

正直、安い弦を使うなら、「ARIAPROII AGS-203L」一択でも良いです。

Phoenix(フェニックス)の概要

【フォスファー ブロンズ弦】
フォスファーブロンズ弦は、ブロンズ弦に比べ、高音域と低音域が強調され、明るく、透き通った音を奏でます。
サスティン(音のノビ)がありますので、アルペジオや単音をのびやかに繋ぐ奏法に向いています。
【手作り・高品質!交換時の工夫も!】
職人が工場でギター弦一本一本を品質管理して生産。
高品質のフォスファーブロンズ弦に劣らぬ、柔らかく、錆びにくく、張り立てが持続し、チューニングが安定するよう品質を追求しました。
ポールエンドの色分けがあり、弦交換時に混乱することなく、視覚的に区別できるよう工夫されていますので、初心者の方にはうれしい弦です。
引用元:

Phoenix アコースティック ギター 弦 フォスファーブロンズ PHOSPHOR_BRONZE Warm Bright Tone 3set

PHOSPHOR BRONZE

ゲージ(太さ)
Extra Light
Custom Light
Light
価格:約1,000円

ラインナップは、PHOSPHOR BRONZEのみで、3種類のゲージ(太さ)となっています。

初心者や女性の方は細いエクストラライトをオススメします。


保証書

Phoenix(フェニックス)の弦には、保証書(保証期間は45日有効)が付いています。

これまで、たくさんの弦を購入してきましたが、保証書が付いているのは初めて見ました。

もりそう
もりそう

正直、弦に保証を付ける意味はあるのかな…

Phoenix(フェニックス)をレビュー

弦の包装

完全に密閉された袋に入っているため、酸化を抑えられます。

メーカーによっては、紙に入っている物もあるので、激安弦の包装としてはしっかりしています。

サウンド

フォスファーブロンズ特有のキラキラ感が少なく、音に「まとまり感がない」と感じました。

大手ブランドのMartin(マーチン)やELIXIR(エリクサー)はコードを鳴らした時、6〜1弦までが綺麗に和音になっている印象があります。

Phoenix(フェニックス)は、6本の各弦がバラバラに鳴っている感じがしました。

数日使っていると「まとまり感」が出ますが、同時に「こもり感」「モコモコ感」も出てきます。

音抜けが悪く、サウンドホール付近だけで鳴っている感覚があるね。

もりそう
もりそう

弦はギターとの相性があるし、人によって音の感じ方も違うよ。

まずは試してみることが大事だね。

経験

これまでどれくらいの弦を試してきたか、経験によっても「使える」「使えない」の判断が変わります。

耐久性

ノンコーティング弦なので、耐久性が良いとは言えません。

私はノンコーティング弦の交換目安は、約2週間前後としています。

Phoenix(フェニックス)は1週間持たない印象です。

3セット入りなので、毎週交換する方法もありますが、交換時間がもったいないです。

音の耐久性、弦の交換時間を考えると、約2,000円のコーティング弦(ELIXIR)を使った方が、圧倒的にコストパフォーマンスが良いです。

弦を長持ちさせる方法

不満点

画像を見ると、ボールエンド付近の弦が飛び出しているのがわかります。

弦を張る際に、ボールエンド部分を曲げるのですが、気づかずに作業していたら指に刺さりました。

6本ある弦の中で1本だけでしたが、メーカーが言っている「職人が工場でギター弦一本一本を品質管理して生産。」を考えるとちょっと不満が出ます。

もりそう
もりそう

ボールエンド付近の膨らみ部分がデコボコしていて、処理があまいのがわかるね…

比較
リチャードココ弦

画像は、Richard Cocco(リチャードココ)の弦です。

手巻き製法のため、ボールエンド付近はデコボコしておらず、処理がとてもキレイです。

付属品(おまけ)

ギタークロス

布の厚みにペラペラ感はなく、程よく厚みがあります。

メインのクロスにはなりませんが、オレンジオイルを使う時や弦の汗を拭き取るには十分使える品質です。


ピック

完全に“おまけ”です。

ピックは人それぞれ好みがありますし、付属している物を使おうとは思いません。

以前、プレイテックの格安弦を購入した時にも、ピックが付属していましたが、それに比べれば実用的な厚み(ミディアム)です。

まとめ

Phoenixの評価
耐久性
 (1)
音抜け
 (1)
滑り
 (2)
価格(約1,000円)3set入り
 (5)
総合評価
 (2)

メリット

  • とにかく安い

デメリット

  • 劣化が早い
  • 音抜けが悪い
  • 購入はネットショップのみ

Phoenix(フェニックス)は、日本唯一のギターカポタスト専門店が手がける、アコースティックギター弦になります。

最大の特徴は、3セット入りで約1,000円(1セットあたり約333円)とかなり安いことです。

Amazonでのレビュー件数が多く、評価も高いですが、実際は値段相応です。

もりそう
もりそう

ちょっと厳しい評価になるけど、安い弦は「安い弦なりの品質」だよね。

こんな人にオススメ

・とにかく安い弦がいい人

・弦にお金を掛けたくない人

【アコギ弦の選び方】値段の安い弦と高い弦の違いについて解説 弦の交換時期 【アコギ弦の交換時期と頻度】弦の寿命を延ばす方法を解説 80/20ブロンズとフォスファーブロンズの違いを解説 500円以下のオススメ弦 500円以下の安いギター弦(アコギ弦)ランキング(ベスト3)

6 COMMENTS

zizi

おはようございます

ノーマークでしたw
もりそうさんの記事を読んでると興味をひかれすぎ!ですが
弦ストック消費が大命題の今は、最大限の自制心を発動・できる・はず!(笑)
にしてもフォスファー3セットで千円はなかなかの破壊力ですが
指が破壊されたのでは困りますねw
僕もボールエンドとその上1cmの作りはかなり気になります
巻きが荒いのも困るし、
折り曲げるときにポキッ!って逝っちゃうと心も折れるし(笑)

そうそう、プレイテックのオマケピック、大事にとってあります!

返信する
もりそう

ziziさん
こんばんは
コメント上手いですね(笑)
破壊、折れる(笑)
さて実際の使用感ですが、以前記事にしたARIAPROIIのAGS-203Lの方が音は良いように感じました。
もちろん好みの問題が大きいですが…
価格に関してもARIAPROIIの方が安いですし!
フェニックスの付属品を除けば価格は良い勝負なんだと思いいます。
個人的には買って損したとかはないです。
違いを知れて面白かったです。

返信する
あれっくちゅ

こんばんは

Ariaほどキラキラしないので好きな音ですね。
楽天のお店では頻繁に独自でクーポンを発行していて、
またポイント倍率も高いので、表示価格よりお得です。

返信する
もりそう

あれっくちゅさん
コメントありがとうございます。
独自のクーポンがあるとは知りませんでした。
ポイント還元を考えれば楽天の方がいいかもですね!
Amazonはポイント貯まりにくいし…

返信する
綾香

この業者以前に電波法で炎上してたところですね。
中国転売をしている業者らしく、販売している製品の殆どがアリババで安くで売られている物らしいです。(パッケージのみ変えてる?)
「(仕入れ先の中国の)職人が(中国の)工場でギター弦一本一本を品質管理して生産。」ということだと思いますw

返信する
もりそう

綾香さん
コメントありがとうございます。
電波法で炎上!?なんと…
それは知りませんでした。
記事内でも触れましたが、品質管理してある割にはボールエンド部分の処理があまかったりします。
世の中全ての物とは言いませんが品質と価格は比例していると思います。
安い理由は必ずあります…

返信する

もりそう へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です