アコギ弦の交換時期と弦を長持ちさせる方法【初心者必見】

弦の交換時期

アコギ弦の交換時期と弦を長持ちさせる方法【初心者必見】

アコギ弦の交換時期と弦を長持ちさせる方法


今回はアコギ弦の交換時期長持ちさせる方法について解説します。

ギターを始めたばかりの初心者は交換時期の判断が難しいです。

各メーカー弦、弾く頻度、時期によって多少の交換目安は変わります。

弦は安い物ではありません。
※安い弦も存在しますが…

そのため、いかに弦を無駄なく使い交換するかがポイントです。

ポイントさえ抑えておけば交換時期は自然と見えてきます。

この記事でわかること

  • 弦交換の判断基準
  • 弦の交換時期
  • 弦を長持ちさせる方法

弦交換の判断基準


弦交換の判断基準は人それぞれですが、一般的に以下の項目に当てはまると交換することが多いです。

  • 弦がサビてきた
  • 弦の滑りが悪くなった
  • 音がこもりはじめた
  • 弦が切れた
  • チューニングが不安定
  • ライブ前
  • 動画撮影前

弦がサビてきた

初心者が一番わかりやすいのが「弦の色」です。

弦がサビてきたと表現されますが、「色がくすんできた」の方が適切。

相当、弦を放置しておけばサビてきたのがわかりますが、普通はそのレベルに行く前に交換します。

弦の種類(80/20ブロンズ、フォスファーブロンズ)によっても劣化スピードは異なります。

エリクサー

※写真の弦は新品です
左:80/20ブロンズ
右:フォスファーブロンズ

80/20ブロンズは劣化が早く、見る見る色が変わっていくのがわかります。

音がこもりはじめた

音がこもるとは?
正確な基準はありません。
イメージとしては音が前に飛ばず(響かず)サウンドホール内部や周辺に音が停滞しているような感覚

音が「こもる」は弦が劣化しなくても起きることがあります。

それはいつか?

湿気が多い時です。

梅雨の季節時期は特に多いです。

そのため弦を交換したばかりでも響かない時があります。

湿度が下がればまた響くようになるため「音がこもり始めた」からといってすぐ交換ではありません。

この判断は徐々に身についていきます。

こういう判断方法もあるということだけ覚えておいてください。

弦の滑りが悪くなった

弦が劣化してくると滑りが悪くなります。

ほとんどの弦がこの現象を起こすので交換の目安になります。

例外の弦

エリクサー
エリクサーは特殊です

エリクサーはコーティング弦の中で一番持ちが良いとされます。

劣化(毛羽立っても)しても滑りが悪くなるのが少ないです。

そのため弦のサビ(色)、滑り具合、音のこもりなど総合的に判断して交換する必要があります。

最初は難しいので期間を予め決めておくとわかりやすいです。

※記事内の「交換時期を決める」で詳しく解説しています。

新品の弦でも滑りが悪いと感じる

弦交換したばかりで滑りが悪いことがあるのか?

答え:実際は弦ではなく指板が原因です。

私が実際に体験した話。

今ほど知識がない学生時代に友達とカフェでライブをすることになりました。

前日に弦交換をして準備万端!

ライブ当日ギターを弾くと全然滑らない…

その時はDEPAPEPEの曲を演奏したのですが、演奏方法でスライドをたくさん使います。

滑らないため力ずくで滑らせました。

なぜ滑らないのか?

指板が乾燥しすぎた状態だった。

ライブをしたのが冬で会場が暖房を使っていたこともあり乾燥していた。

さらに当時は指板の保湿もしていなかった。

ポイント
初心者の方は覚えておいてください。

指板の保湿は大事です!

弦が切れた

通常、弦を交換する場合は全部の弦を一気に交換します。

しかし劣化する前に「チューニング時やピッキングの強さで切ってしまうことがあります。

1本だけ交換してもいいのか?
※楽器屋に行くと弦1本だけで売っています。

個人的見解:やめた方がいい

その理由は?

他の弦とのバランスが崩れるからです。

弦が切れたら新しい弦を1セット買って交換しましょう。

チューニングが不安定

初心者には判断が難しいです。

弦が劣化してくると「チューニングが不安定になる」ということだけ覚えておけばOK!

ライブ前に交換

プロミュージシャンの方はよくライブ前に弦交換することが多いです。

注意点があります。

それは「チューニングが不安定になる」

弦交換してすぐは弦が伸びきっていないため不安定です。

そのため曲と曲の間でチューニングを確認する必要があります。

動画撮影前に交換

近年、自宅で宅録する方が増えました。

私も撮影したりしますが、動画撮影の直前には弦交換はしません。

なぜ?

  • チューニングが不安定
  • ギターとの一体感がない

張たては弦が伸びることがあるためチューニングが安定しないからです。

張ったばかりの弦は良い音のはずなのに何か違和感があります。

それは弦とギターが馴染んでいないからです。

個人的に感じるのは弦交換してすぐは「ギターが鳴っている」というよりは「弦がなっている」感覚が強いです。

そのため私は動画撮影の数日前に交換します。

プロギタリストの中には少し使った弦の方が好きという方も多いです。

もちろん、交換後の新品の音が好きな方もいます。

弦によっては少し置いた方が鳴り始めることもあります。

交換時期を決める

エリクサー
弦の種類によって交換時期は違います。

弦には大きく2つに分類されます。

・ノンコーティング弦
・コーティング弦

その名の通り、弦にコーティングされているか、されていないかの違いです。

ノンコーティング


コーティングされていないので音が良いですがその反面、寿命が短いのが特長です。

よく言われるのが1ヶ月持たない

弾く頻度にもよりますが実際はもっと短いです。

私がこれまでノンコーティング弦を使って感じたのは、良い音が持つのは「2週間前後」

正直、そんな頻繁に交換できないです。

そのためノンコーティング弦の交換時期(目安)は3週間以内がオススメです。

代表的な弦
・マーチン/スーペリアパフォーマンス
・ダダリオ/EJ16
・リチャードココ(おすすめ

個人的にオススメなのが「リチャードココ」という弦です。

イタリア産の弦で職人が手巻きしている弦になります。

オススメする理由はノンコーティング弦なのに「耐久性が良い」

そして他の弦より弦のゲージ(太さ)基準が若干細いため弾きやすいのが特徴です。



コーティング弦

エリクサー
コーティング弦は弦の表面にコーティングをかけ、耐久性を良くした弦になります。

人によってはコーティング弦特有の「こもり感」「モコモコ感」抜けが悪いのが好きになれないという方もいます。

最近のコーティング弦はそのようなことが少なくなったので多くの方がコーティング弦を使用しています。

ポイント
価格はノンコーティング弦より若干高くなりますが、長く良い音で弾けるので実はコスパが良いことになります。

エリクサー

コーティング弦の代表格はやはりエリクサー弦です。

コーティング弦は各メーカーたくさん出していますが寿命の持ちの良さは断トツでエリクサーです。

エリクサー弦の交換時期は約2〜3ヶ月です。

弾く頻度によっては半年後〜1年持ちます。

私は普段あまり弾かない弦はすべてエリクサーにしています。

中には1年以上交換していない物もありますが、久しぶりに弾いてもいい音を出してくれます。

初心者に特にオススメした弦です。

その他コーティング

エリクサー以外のコーティング弦は正直どれも同じくらいの耐久性です。

交換時期(目安)は1ヶ月

代表的な弦
・マーチン/ライフスパン
・ダダリオ/EJ16exe


弦を長持ちさせる方法

弾き終わったら弦を拭く

ギターメンテナンス
これに限ります!

ギタークロスを使いこまめに拭くことで弦の寿命を伸ばすことができます。

特に夏場などは手汗が多くなるので、弾き終わったあとのケアは必須です!

意外と知らないのが、その拭いたクロスを同じケース内で保管しないこと!

せっかく水分を拭き取っても、同じケース内に入れては湿度が上がるので意味がありません。

道具を使って延命

フィンガーイーズ

弦の持ちを少しでも伸ばすためにアイテムを使いましょう!

・フィンガー・イーズ
・乾燥剤

フィンガー・イーズは本来弦を滑りやすくする物ですが、弾き終わった後に使うと弦が長持ちします。

乾燥剤は「ギター用」を使います。

湿度によって水分を吐き出したり、吸ったりするものをケース内に入れておけばOK!


未使用の弦の保管方法


人によって予備弦(ストック)の数量は違います。

・切れたら弦を購入する人
・安いうちにまとめ買いしておく人

どちらでもOKです。

弦はメーカーによってパッケージ(包装)が異なります。

弦が包まれている素材も違えば、乾燥剤の有無など様々です。

梅雨時期になれば部屋の湿度が高まり劣化の原因にもなります。

そこでオススメしたいのがケースを準備して乾燥剤を入れておくことです。

写真にあるケースは私が実際に使っている物になります。

蓋の裏側に乾燥剤を入れる所があります。

元々はカメラ用ですが用途は様々なので便利アイテムです。

特に専用のケースでなくても、100均に売っているケースに乾燥剤を入れて保管するだけでも違うのでやってみてください。

最後に

リチャードココ弦
今回は弦の交換時期について解説しました。

学生と社会人ではギターの弾ける時間が違います。

既婚者で子供がいればさらに弾ける時間は限られます。

そのため「〇〇時間で交換」とは言えません。

そこで初心者のうちは時期を固定して交換することをオススメします。

  • ノンコーティング弦は2〜3週間
  • コーティング弦は1〜2ヶ月

このように交換時期を決めてしまえば管理が楽になります。

交換した日にちを携帯などにメモしておくのもオススメです。

ポイント
弦がサビている状態では弦の滑りが悪くなりギター上達を妨げる原因にもなります。
そのため、ある程度滑りが悪くなったと感じたら交換することをオススメします。

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2 COMMENTS

zizi

もりそうさん、こんばんは

「私は普段あまり弾かない弦はすべてエリクサーにしています。」
自分も全くその通りです
なので、エリクサーの場合、きわめて長期間張ってることが多いので
替え時は「切れたとき」って感じです(笑)

僕の場合、弦交換のときには「いつ何を張った」というのを
付箋に書いてギターに張るようにしています
そうすると、ダダリオだと1ヶ月くらいかな、とか
音の劣化で交換する目安を
何度か交換を繰り返すうちに自分の基準として設定しやすくなります
特にギターの本数が多い場合には有効ですよw

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もりそう

ziziさん こんばんは〜
付箋に書いておくのは良いですね!
「手書き」というのがポイントかもですね。
以前、弦の交換記録を携帯にメモっていたのですが、いつからか止まってます…
デジタルのご時世ですがアナログがいい時もあります。
また初心者の場合、楽器屋で交換してもらう方がいますが、是非自分でやって弦の劣化具合など感じて欲しいですね。

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